手術施設の改装
投稿日:2016年6月1日
白内障手術には全例麻酔医の森本眞美先生が術前、術中、術後全身管理をして下さることになりこれまで以上に安全安心な手術をご提供できるようになりました。
手術後は回復室のゆったりとしたリクライニングシートで休んでから帰宅していただきます。
またアルコン社製最新鋭超音波乳化吸引装置センチュリオンを導入致しました。
待合室も広くなりソファーの数も増やし手術や診察までの待ち時間をリラックスしてお待ちいただけます。
より快適で安全安心な手術をご提供します。
投稿日:2016年6月1日
投稿日:2015年6月1日
白内障手術を受けるかどうか決める際手術時の痛みが問題になると思います。眼に傷をつけてレンズを入れるなんて怖い、きっと痛いだろうと恐れを抱かれると思います。
驚くべきことに現代白内障手術は2%キシロカインという局所麻酔薬を点眼するだけで行えます。これだけで通常痛みはありません。瞼は開瞼器で強制的に開けっ放しに致します。一瞬痛みを感じるのは超音波装置で水晶体を乳化吸引したり残った皮質をIA装置で吸引するため潅流液を眼に注入するところです。潅流液を注入した際眼圧が一時的に高まって痛みを感じる方があります。この痛みは通常数秒でほとんどの方はその後痛みを感じません。また虹彩(ひとみ)を触ると痛みを感じるので手術中は虹彩に触れないよう優しく手術操作をしています。
こうした痛みを全くなくする方法はあります。テノン嚢下麻酔と言って眼の奥の神経の束を全てブロックする方法です。出血する場合がありしない方が術後の状態は良好です。
痛みが強ければ無理な我慢をしていただく必要はありません。テノン嚢下麻酔を致します。我慢していただける程度なら術後の経過はより良好となります。手術中随時痛みについてはお話ししながら手術を進めてまいります。不快な事があれば遠慮なくお申し付けください。
また、手術中手術器具が見えて怖いのではと思われる方もあると思います。手術中は真上の顕微鏡のライトを見て眼を動かさないようにしていただきます。したがって手術中は眩しくて器具は見えません。また、水晶体を乳化吸引するため器具は見えない代わりに鮮やかで不思議な世界が見えるようです。
人間は意識しなければついネガティブに考えてしまいます。失敗したらどうしようなどと考えると緊張して眼の圧が高まりますます手術に悪影響を及ぼします。手術が済んだあとに始まる新しい人生をどう過ごして行くか前向きに考えればきっと全てうまく行きます。どうしてもご自分で制御できない場合は薬に力を借りましょう。何時でも医師が電話でご相談に応対致します。
お問い合わせ:072-624-1020
投稿日:2015年5月13日
先日チン氏帯と水晶体嚢が傷んでいたため初回手術で眼内レンズを挿入せず1か月後に縫着した症例がありました。
原因は点眼薬継続で放置していたためです。嚢内摘出術が行われていた約30年前は見えなくなるまで放置して良かったのですが、現代白内障手術では水晶体嚢に眼内レンズを挿入するためそれを支えるチン氏帯や嚢がもろくならない内に手術をする必要があります。
また水晶体が濁り過ぎると眼軸長が光干渉測定法で測定不能となり誤差を生じやすくなります。
したがって、ご自分の見え方で手術時期を判断するのは慎重にする必要があります。まだまだ見えるから手術は嫌だからと手術時期を遅らせ良い手術結果を得られない方があります。
視力低下等白内障の症状に気付いたら早目に眼科を受診され医師、スタッフと相談されることをお勧めします。
お問い合わせ:072-624-1020
投稿日:2015年4月26日
白内障手術実績豊富な茨木の本田眼科クリニックでは、この度ドイツOculentis社の多焦点眼内レンズLENTISを導入しました。
従来の多焦点レンズに比べて、
1. コントラスト感度が良い
2. ハロー、グレアが少ない
3. 遠方、中間、近方視力が良い
4. 乱視矯正も可能
5. 健康保険、先進医療対象外
で現在最も見え方に優れたレンズです。
レンズをドイツから輸入するため申し込みから通常2週間、乱視用は6週間掛かります。
費用は片眼44万円(乱視用は49万円)、両眼88万円(乱視用は98万円)です。
※注文後のキャンセルが出来ないためLENTIS申し込み時に入金が必要となります。
詳しくはスタッフ、医師にお問い合わせ下さい。
投稿日:2015年2月19日
ここでは当院の医師によるコラムを掲載いたします。
目の健康や白内障に関する情報などを更新してまいりますので、是非ご覧ください。