ミニウェルレディ(MINIWELL ready)は、SIFI MedTech社(イタリア)で世界で最初に開発された従来の回折型や屈折型と全く異なる、プログレッシブ型(特許取得)と呼ばれる多焦点眼内レンズです。
ミニウェルレディの構造・原理
球面収差の原理を利用したレンズ光学構造
※球面収差とは?
光がレンズなどの光学系を通る時、球面の中心付近を通る光と周辺部を通る光とが光軸上の一点に集まらないために、像が不鮮明になる現象。
正と負の球面収差:レンズの周辺から入った光がレンズの中心付近から入射した光よりもレンズに近い側に集光する場合が負、遠い方に集光する場合が正の球面収差と一般的に言われている。
「光技術用語辞典」小柳修爾著より
従来の多焦点眼内レンズと比較してのメリット
- オプティックで“ギャップ”や“ステップ”がない為、高いパフォーマンス
⇒全距離において見え方の質が高い - スムーズ!
⇒患者様の神経適応が早くて容易
瞳孔3mm時での比較
瞳孔4.5mm時での比較 ※MiniWellはハローなし、夜間遠方視力が良好
ミニウェルレディの見え方
- コントラストは単焦点IOL同等
- ハロ・グレアはほぼなし
- プリロードシステムにより安全・正確な挿入が可能
乱視矯正なし | |
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片眼 | 470,000円 |
乱視矯正あり | |
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片眼 | 520,000円 |